2020年のコロナ禍を境に世の中が一変した感がある。長く不安な心で過ごすことも多く、異常気象が当たり前となり、日本特有の四季の穏やかな移り変わりを心から楽しめないのも、やはり寂しい。
戦争の悲惨なニュースや物価高の生活苦、人の心もとげとげしくなっている。そんな暗い世情の扉を何とか開けて、前向きに明るく生きたいと考えていると、30数年前にアメリカで教わった次の言葉が新鮮に思い出された。
~~昨日は既に過去。明日は未知の世界。しかし今日という日がある。それは神からの贈り物。だから今の事を「プレゼント」という。~~
過ぎ去った過去にこだわらず、明日の事を想い煩わず、今日という日を、それもこの「今」を大切に愛を込めて生きよというメッセージか。
今、改めてこの言葉を考えている。「Present」には「現存する」という、別次元の意味もあると教会の友人に教わり、私は嬉しくなった。
神は私たち人間をご自分の似姿として創られ、イエス様を通して愛の力を注がれる。それはまさにこの「今」なのだと想われるからだ。
聖書の次の言葉にも心動かされる。【神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。】
私たち人間に対する神の愛のみ旨を、イエス様は十字架の死によって成し遂げられた。そして復活し、いつも共にいて、誘惑に弱い私たちを赦し、癒し、慰め、励まして、永遠の喜びへと救い上げてくださっている。
新年が皆様にとって祝福に満ちた「今」の連続となりますように!
*(Yesterday is a History. Tomorrow is a Mystery. Today is a Gift. That is why we call it the Present) *