今日は、ルカ19章のザアカイの回心をヒントに、安らぎを戴きたいと思います。
~~~~ イエスはエリコに入り、町の中を通っておられた。そこにザアカイという人がいた。この人は徴税人の頭で、金持ちであった。イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、群衆に遮られて見ることが出来なかった。それで、イエスを見るために、走って先回りし、いちじく桑の木に登った。・・・イエスは、その場所に来ると、上を見上げて言われた。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、あなたの家に泊まることにしている。」ザアカイは急いでおりて来て、喜んでイエスを迎えた。・・・ザアカイは立ち上がって、主に言った。「主よ、私は財産の半分を貧しい人々に施します。また誰からでも、だまし取ったものは、それを四倍にして返します」。イエスは言われた。
『今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われた者を捜して救うために来たのである』と仰せになった。~~~~
この物語を読むと、何故かいつもほっこりとするのです。
ザアカイの寂しさと、どうしようもなさを知った主は、彼に声をかけ人生を一変させるのです。人が人生を一変する時は、誰かとの出会いや大きな出来事との出合いがあるのです。
そして上から目線ではなく、下からの目線、いわゆる自分の罪深さや弱さを認める事が
ありのままの自分を認めてくれる方の元でしか本当の安らぎは得られず、逆境に合うと脆く、継続していきません。自分の罪と弱さを知って主に頼り頼み、委ねる信仰を持ちたいものです。