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わたしの今の役割

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ

 「久しぶり、今何をしているの?」昔懐かしい友人や知人などに偶然、街中で出会って、尋ねられたことはありませんか。そして今はこの様なことをしていると、いろいろ話す中、自分がしていることは何か、今どんな役割を具体的に担っているのかが、自然と整理され、新たな気づきがあるかも知れません。

 どんな役割を果たしているのか。それはきっと十人十色、人それぞれでしょう。社会では、経営者として全体を見る立場の人もあれば、人と直接接するお仕事の人もあるでしょうし、物と向き合って何かを造られる方もあるでしょう。

 家庭に目を向けると、仕事で家庭を支えている方もあれば、家事で家庭を支えている方もあるでしょう。お年を召された方は、そこにいるということで家を守る役割を果たしているでしょうし、子どもたちは小さな手伝いが家の中での役割かも知れません。

 一人一人社会や家庭の中で大切な存在、かけがえのない大切な役割を果たしています。その大切さに気づかず、自分を中心に人や物事を眺める様になると、人や取り巻く環境に不満を抱き、仕事に身が入らなくなり、人に対しても物事に対しても上手くいかなくなることもあるでしょう。

 一人一人がかけがえのない存在ということを心に留めて、今の自分、今の役割を大切に、今日一日を大切に歩んでいきましょう。時が経つとともに、人の役割は変わってゆきますが、それぞれの時の中、今の役割をしっかりと心に留め、今日出会う人、今日行う物事を大切に歩むなら、どんな時でも、どの様な役割の中にあっても、良い歩みを進めることができるでしょう。

 今日の歩みが、わたしにとって、わたしたちにとって、出会う人々にとって、良い歩みとなります様に。