私の今の役割は、神さまに助けてもらいながら、できる限りそのお考えに沿った行動をとることです。
神のお考えとは、「互いに愛し合いなさい、7の70倍許しなさい、自分から人に近付いて隣人になりなさい、隣人を自分のように愛しなさい」などです。
私は、中高生に聖書を教えることと、イエスの愛を文章にして表わすのが仕事ですが、いつも神さまとコミュニケーションをとっていないとわずかな隙間から虚栄心、競争心、何かを取っておこうとする執着心などが入り込みます。
神さまは「愛そのもの」ですから、ご自分のことをお考えになりません。子供の幸せだけを願う母親の心が神に一番近いと神父さまから聞いたことがあります。自分を忘れて愛するのが神さまなのです。
この方のお気持ちに沿わせて生きるためには、祈りがどうしても必要です。
祈りとは、神さまの言葉に耳を傾けることです。「これでいいですか? それともあなたは私に他のことを望んでおられますか?」と聞き、それに従うことです。
先日、私は北海道で開催される祈りの大会に全日程参加するつもりでしたが、お祈りを続けていると、ある朝、大会は一日にして、東京の研修会を優先した方がいい、という思いが心にストンと入ってきました。神からのものだと思いました。それまで私が思ってもみなかったことでしたので、私以外の方の考えであること、もう一つは、研修会は自分を喜ばせるためではなく、他の人への奉仕に役立つことだからです。奉仕を優先させ、友人に会える楽しい会は半分にする。これは愛を最優先なさる神のお望みらしい選びです。
できるだけこんな風に暮らしていくのが私の役割です。