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ホッとするとき

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ

 爽やかな春のそよ風の中を通り過ぎてゆく。ざわついていた心がすっと落ち着いてゆく。自然が私たちの心に触れ、私たちがその自然に包まれ、心が安らぐのでしょうね。

 私たちの毎日の生活の中で、私たちが「ホッとするとき」とは、どんな時なのでしょうか。

 思い巡らすと、様々な時が思い浮ぶのではないでしょうか。先程の様な自然に触れる時、自然に包まれる時。一日の仕事が終わった時、仕事の仲間や友人達との楽しい夕食の時。自宅に帰った時、家族と過ごす時。お風呂に入る時、寝る時。人によっても様々でしょう。

 では「ホッとする」とは、どういうことなのでしょうか。

 私たちは様々な関わりの中で、「今」を生きています。自然とのかかわり、社会とのかかわり、家族とのかかわり、人とのかかわり等々。その様な中で「ホッとする」そんな場があるのでしょう。

 私たちは自分のことを無条件に受け止め包んでくれる。そんな存在とのかかわりの中にいる時、身を置く時、ホッとする様に、くつろげる様に、心安らぐのではないでしょうか。ありのままの自分を受け止めてくれる存在、その存在と共に過ごす時間は嬉しい時です。両親、家族、子供、幼馴染、学校の仲間達、会社の方など、多くの方がおられるのではと思います。あなたにとって、ありのままの自分を受け止めてくれる存在はどなたでしょう。その様な大切な方との出会い、繋がりはいつまでも大切にしたいですね。

 中々会えなくても、ハガキ1枚、メール1通、電話1本。それが難しくても想いは向けられますね。その方との繋がり、その存在を確かめながら、自分が受け止められていることを確かめながら、また新たな一日を歩んでゆくことができます様に。