この様に思いつつ、わたしの支えについて思い巡らしてみました。暖かく見守ってくれる実家の家族、学生時代や社会人時代に出会った方々、修道院でともに生活している先輩方、信徒の方々など、多くの方々に支えられて「今の私」がいることに思い至ります。
神様が私の存在を根底から支え、守り導いておられるので「今の私」がいるのは、もちろんのことです。
私の好きな聖人の言葉の中に「神は私のうちに 私は神のうちに」という言葉があります。目に見えず、感じられないかもしれないけれど、神がいつもともにいて支えて下さり、私は神のうちにいる...このことは私にとって大きな支えです。
疲れた時、思い悩む時、私を支え、ともにいて下さる存在に心を向けることができるなら、自分一人ではないことに気づき、力を汲んで、歩みだしてゆくことができます。みなさんも自分の支えは何だろうと、思い巡らしてみてはいかがでしょうか。そしてその支えをこれからも大切に歩まれてはと思います。
いつの日かその支えの中に「神様」という存在がおられることに気づかれるかも知れませんね。