2018年09月24日の心の糧


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自然とわたし

小林 陽子

今日の心の糧イメージ 生まれてこのかた、自然にふれ、自然に育まれ、自然に包まれて過ごさなかったことは一瞬だってありません!そうではないでしょうか。

というと、たいていの人は「まさか、あなたはジャングルで生まれ育ったわけではないでしょう」とびっくりされます。

たしかに、わたしは、ジャングル育ちでもなく、山里育ちでも、南海の孤島で育ったのでもないのですけれど・・・。でも不思議ですね、物心ついてはじめておぼえた歌は?と聞くと、皆、それぞれに「チューリップの歌」だとか、「ゾウさん」だとか、花や動物たちの歌を思い起こすのです。

私の場合も、母が最初に教えてくれた歌は、「お山のお山の尼寺に・・」というもので、「赤い椿が咲いたとさ、咲いたとさ」という歌詞があり、哀しいようなメロディーとともに、真っ赤な椿の花のイメージもあざやかに目に浮かびます。これって、人生の根っこのところにある、自然の風景のひとコマなのかもしれません。

それともうひとつ、大人になってから長く住むことになった長崎の自然、そのやさしいおおらかな山並みと海は、わたしにとっていつまでも「恋しく」「慕わしい」母なる自然のようです。

けれど、わたし達を育んでくれる自然の究極は、わたし達の「からだ」ではないでしょうか?わたし達の「からだ」は、なんといっても神さまがお造りになったそのままの姿なのですから。

赤ちゃんの誕生は生命の神秘、神様の神秘です。それと同じように、わたし達の「からだ」は新鮮な息を吸い、美しい自然の中で育まれていく、自然の神秘だと言えるかもしれません。

 

もっともっと「からだ」の声を聞きとってあげなくては、と思うこの頃です。