2018年09月10日の心の糧


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自然とわたし

植村 高雄

今日の心の糧イメージ 人は夢を求めて生きています。その夢は、何故か生まれた家庭の雰囲気が人を支配しているようです。良かったか悪かったかは分かりませんが、私は職業軍人の家庭に生まれ、その影響に生涯、支配されています。

若い頃、身辺に素敵な女性が現れますと、その方が気になり自然にその方に気に入られるように努力していました。職場の尊敬する大先輩に大切にされると、その方の命令に忠実に従い、仕事を進めます。こうして自分の人生の夢も、自分の日々の行動も自然に流れが決まります。大事な人の思想や愛や願いが、いつのまにか、自分そのものになっていき、子供から青年時代、そして社会人として活動する場合にも、どんな人を愛したか、どんな人を尊敬したかで自分の人生が決まってきたようです。

思い起こすと、心が荒れていた高校時代に偶然のようにカトリック教会を訪れ、ドイツの神父さんに遭遇し、それが契機でカトリックの信仰が恩寵のように与えられました。私が信じた神様は、有難いことに愛そのもの、宇宙万物の創造主、全知全能と言われる方でした。

日本でも海外でも飛行機事故や政治暴動等、色々の困難に遭遇しましたが、自分の信じる神様を信じながら対処していたようです。どんな両親か、恋人か、親友か、上司かで我が人生が自然に形成されたようです。それだけに現在、自分が置かれている自然環境を、時々立ち止まり、冷静な視点、例えば、人生での希望の持ち方、基本的な人間への信頼感のありかた、愛の在り方、意志力、人々への世話をする態度、生き抜く知恵を再点検する必要があるようです。

厳しい人生は今後も続くでしょうが、愛である神様と出会ったお陰で子供のように安心している自分が不思議でなりません。