2018年07月12日の心の糧


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目覚める

湯川 千恵子

今日の心の糧イメージ 以前、私は心配性で臆病でした。自信がないので、馬鹿らしいと思う迷信もきっぱりと否定できず、世間的な考えに合わせて生きていたように思います。ところが、たまたま長女を入れたカトリック幼稚園で、万物の創り主である神の存在を教えられ、その神は私たち一人ひとりを慈しむ「愛の神」と知って、心の拠り所を得た思いでした。何でもお見通しの神の前では、人目を気にして取り繕っている私が丸見えで、ありのままの自分をさらけ出すしかありません。そんな私を無条件に受け入れて下さる神の大きな愛に気づいた時、私は本当の自分に出会った気がしました。

愛そのものである神をイエス・キリストは「天の父」と呼んで、人々に分かりやすく例え話でその愛を話し、また病人を癒して神の愛と力、憐れみを伝えました。イエスの救いの言葉や行なった奇跡の数々、十字架での死と復活、聖霊降臨とその後の弟子たちの働きなどを聖書で知れば知るほど、神への信頼とイエスへの愛が深まって恐れや不安が消え、私は明るく自由な気持ちで積極的に生きられるようになりました。

そんな折も折、ハヤット神父様から「ラジオ・心のともしび」への執筆を依頼されました。4人の子育て真っ最中の主婦の私には無理だと思いましたが、神父様の熱意にほだされてお引き受けしました。それ以来、毎月いただくテーマと格闘しています。何度も止めたいと思いましたが、神父様の福音宣教への情熱が私を押しとどめました。そして、家事の合間にテーマを思い巡らす中で、日常の中に小さな幸せをもたらす神の愛の働きに気づき、その喜びと感動をラジオを聴いて下さる方と分かち合えるのが嬉しくて38年間書き続けています。いつも共に働いて下さる神に感謝です。