愛そのものである神をイエス・キリストは「天の父」と呼んで、人々に分かりやすく例え話でその愛を話し、また病人を癒して神の愛と力、憐れみを伝えました。イエスの救いの言葉や行なった奇跡の数々、十字架での死と復活、聖霊降臨とその後の弟子たちの働きなどを聖書で知れば知るほど、神への信頼とイエスへの愛が深まって恐れや不安が消え、私は明るく自由な気持ちで積極的に生きられるようになりました。
そんな折も折、ハヤット神父様から「ラジオ・心のともしび」への執筆を依頼されました。4人の子育て真っ最中の主婦の私には無理だと思いましたが、神父様の熱意にほだされてお引き受けしました。それ以来、毎月いただくテーマと格闘しています。何度も止めたいと思いましたが、神父様の福音宣教への情熱が私を押しとどめました。そして、家事の合間にテーマを思い巡らす中で、日常の中に小さな幸せをもたらす神の愛の働きに気づき、その喜びと感動をラジオを聴いて下さる方と分かち合えるのが嬉しくて38年間書き続けています。いつも共に働いて下さる神に感謝です。