厳しいこの世を生き抜く時の愛の孤独感は人を絶望させますが、自分の身体に、愛そのものであり宇宙の創造主でもある神様が住んでおられると理解した時、人はどんな困難が迫ってこようとも、堂々と明るく元気に生き抜くものです。これが信仰心というものでしょう。
医学や心理療法の理論だけでは処置出来ない人間の現実ですので自分の身体に住んでおられる神様を心から愛おしく思い、信頼できる人は何と幸せな人間でしょう。私もその一人ですが、日本の大学時代の学友は、クラス会のたびに「おまえは単純な人間だね」と、いつも笑います。私も今は、「そうだね」と笑って応え、心からそう思っています。
さて、「愛でる」という感情は、人間の心と体をリラックスさせ、日々の健康と生き甲斐に大きな影響を与えます。不安感とか怒り、身体症状、憂鬱なことが多発する日常生活でのストレスは人の心と身体を破壊しますが、意識してこの「愛でる心」を優先して楽しみますと、顔つきも体も優雅な雰囲気を醸し出します。
薔薇の香りを音楽と共に楽しむ短い時間は、私の日々のオアシスです。