そして、2年後に、次男が生まれました。まるで予期しない誕生でしたが、神様が助けを与えてくださったのだと思いました。
そして、その時、神様には、なにかご計画がおありなのだと思ったのです。それは今も変わりませんが、難しいことや、悲しいこともたくさんありました。でも、今考えてみれば、大変だけれど、不幸なわけではないのです。
そう思えることは、なんと幸せなことでしょう。そのことを幸せと思えるように導いてきてくれたのは、あの子たちの誕生でした。誕生の喜びとは、生まれてきた子供が、自分たちの思い通りではなくても、それぞれを受け入れることを習う過程だと思えるのです。
そう、子どもは神様からの預かり物なのですから。そして、私たちは、その預かり物とどのように付き合い、生きていくのかという宿題を与えられているのだと思います。
今、長男とは別な困難を抱えている次男が、自分の信仰ときちんと向き合い、雄々しく生きているのを見るのは、本当に幸せなことです。