周囲の友人を今まで以上に大切にし、絶望感を乗り越え、人間の死後の世界への思索をし、平凡で退屈で面白くないと思っていた自分の人生を反省し、彼の突然死は、皆に大きな影響を与えたようです。
さて、話は少し変わり、刺激のないマンネリズムは、ある意味幸福の証でもありますが、人を倦怠感と生き甲斐喪失へ向かわせる危険信号でもあります。そんな雰囲気の時の一番の解決策は、美しい夜空を見上げ宇宙を思索したり、爽やかな明るい日に、大自然の森を散歩する習慣が効果的なようです。
天に心を向け、自分の死を想い、生きている事を感謝する祈り「神様、有難うございます」と静かに呟く習慣をつけますと、生きている喜びが湧き出します。この方法は「メメントモリによる心理療法」とも言われていて欧米ではしばしば病院等でも行われる有名な手法です。
新たな一歩を踏み出すには、知恵と勇気が必要なようです。