「やめればいいんじゃない?」という声もどこからか聞こえてきます。それでも不思議なことに一歩を踏み出しているのです。
誰がわたしの背中を押してくれたのでしょう?「大丈夫。きっと誰かがフォローしてくれるよ」「力を抜いてリラックスして」と。そう。これまでの人生で、陰に日向に、そっと見守り、支えてくださった方たち。
もちろん、失敗したことも数えきれないほどあります。
誰ひとり助け手のいない、ひとりぼっちで途方にくれていたときでさえ、すっと手が伸びて、倒れかけたわたしは、あやういところで助け起こされました。いえ、ついに倒れてしまったときでも、抱き起してくださった方がおられたのです。
だから、どこかで安心しています。
それに、失敗してみないとわからない事ってたくさんありますね。失敗も「恵み」です。
聖パウロがコリントの信徒に宛てた手紙の中に、「弱さは力です。弱さこそ、わたしの誇り」という言葉があります。(参:2コリント12・9~10)わたしの大好きな言葉です。
さあ、リラックスして。弱虫は、おっかなびっくりでけっこう。ハラハラ、どきどきでもよろしい。一歩を踏み出しましょう。
はじめの一歩が踏み出せればこちらのもの。だって、自分の努力だけで勝ち取ったものではないのですから。
人生、すべて神さまから頂いたものですものね。