2018年04月16日の心の糧


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新たな一歩

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ 雪が降り積もった朝、誰もおらず車の轍もない道。最初に足跡をつけたい、雪を踏みしめてみたい。心躍りながら、寒さも忘れて雪道に飛び出して、歩き回ったことはありませんか。自分が記した最初の一歩はとても嬉しかったのではないでしょうか。

こんな一歩もあれば、勇気を持っても中々踏み出せない一歩も。高層ビルのエレベーターを降りて、大きな窓ガラスの前に、景色を見ようと人が沢山いるけれど、高さに足がすくんで、なかなか窓の方へ足が進まず、誰かから後押しされ、一歩だけ前に出たこととか。

この様に実際に足を踏み出す一歩もあれば、何かをしようと決断し、行う一歩もありますね。どちらかというとこの一歩の方が、私たちの日常の中では大きなことなのかも知れません。他の人にとっては簡単な一歩でも、自分は踏み出せない。躊躇してしまったり、たじろいで、歩み出せなかった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

そんな私を神さまは見守っていて下さいます。声は聞こえないけれど、姿は見えないけれど、一生懸命に歩みだそうとする私たちの姿を。きっと頑張れ、頑張れ、少しづつでいいから、無理しないでいいよ...って思いながら見守っておられるかも知れませんね。

できる人から見れば「な~んだ」と思う小さな一歩でも、難しい人にとっては大きな一歩。私たちは人からどう見られるかといろいろ考えて、一歩を踏み出せないことも多いですが、そのことは忘れて、神さまが暖かく見守っておられることを想うなら、勇気や力をいただき、新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。

私たちが神さまの見守りの中で、今日も新たな一歩を踏み出すことができます様に。恵みの一日となります様に。