2018年04月06日の心の糧


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新たな一歩

小川 靖忠 神父

今日の心の糧イメージ 人には皆、それぞれに幼なじみの友がいることでしょう。仲のいい子であったり、時にはお互いをライバル視するような関係であったりと、いろいろではないかと思います。

特に、ライバル関係にある友の場合、成績で、スポーツで、または、その他のことで、いい意味での競争心が芽生えてきます。現代のお子さん方は、お母さんに励まされながら努力してきたにもかかわらず、仮に、自分が相手に負けたとき、どのような気分になるのでしょう。

小・中学校時代のわたし自身を振り返りますと、親は何が何でも「勝ちなさい」というほどに関心がなかったというか、すっかり諦めていたのか、関与しませんでしたね。

ところが、今の親御さんはどうでしょうか。ひょっとすると「こんな成績だから何でも友だちに負けるのよ」と、応援しているだけに、関与して叱るのでしょうか。

たとえ相手に負けたとしても、子どもは子どもなりに努力をしているのです。「負けた」事実だけを取り上げて、子どもの発奮を促してもどうでしょうか。逆効果のような気がするんですが、・・。親は結果にこだわります。しかし、子どもの努力を認めないと、子どもはそれに強い不満を感じ、やる気をなくしてしまうのではないでしょうか。自分の親だからです。

さらに新たな一歩を前に踏み出すために、子どもに言ってあげましょう。「あなたが努力しているのを知っているのは、お母さんであり、お父さんですよ。安心して前に進め」と。子どもを「敗者」として見るのではなく、その努力が「勝者」に値するものであると励ましてあげることではないでしょうか。

新たに人生の1ページをめくりました。それとともに、新たな一歩を刻みましょう。