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誕生の喜び

植村 高雄

今日の心の糧イメージ

薔薇の若木を育て、初めての美しい花が咲いた時の喜び、可愛い小さな動物達の赤ちゃん誕生の感動、まして可愛い人間の赤ちゃん誕生の喜びは言葉になりません。

私が生まれた時も両親や兄弟の話から、その喜びは大きかったようです。しかし少年期、青年期を経て数十年も社会で生き抜いてきますと、皆に喜びをもって迎えられて誕生した私も、段々と苦悩と困難という現実を受け入れざるをえなくなり、この世は苦悩の連続だ、と思う時期も体験していきます。親友や大先輩の支えを得ながら生きていますが、独立した1人の人間として堂々と理想の道を歩き出すと、生き甲斐は感じますが、その道は厳しく孤独感や哀しさをひしひしと感じます。

「人は考えた通りの人間になる」と昔から言われていますので、自分の夢を実現しようと努力するほど「苦悩のるつぼ」に突入します。そんな時、何故か自分が信じていた神様を思い出します。

私が信じている神様は「愛そのもの、宇宙の創造主、全知全能の神、祈れば聖霊をすぐ私にお送りくださる神、挫折で苦しみ、罪の意識にさいなまれましても、それを許して下さる神様」でした。

若い頃、比較宗教と比較文化論に基づいた心理療法の勉強をしている頃は、抽象的な世界に浮遊していましたが、厳しい現実の社会で仕事を始めましたら、次から次へ襲いかかる数々の困難と苦悩、そんな私を明るく元気に爽やかにして、生き抜く力を与えて下さった方が私の信じる神・キリスト様でした。

キリストと呼ばれる方の誕生の喜びは私の人生になくてはならぬ方です。人の身体は神の神殿といわれ、すべての人に聖霊は住んでおられます。厳しい現実がありましても、その方を信じると平安感が見えてきます。