2017年11月10日の心の糧


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繋がり

新井 紀子

今日の心の糧イメージ 昨年の春に生まれた「イランカラプテ」という歌があります。

「イランカラプテ」とはアイヌ語で「今日は」という意味なのですが、あなたの心にそっと触れさせていただけませんか、という意味を持った奥ゆかしい言葉でもあるのです。この言葉を教えてくれたアイヌ民族の秋辺デボさんと夫が二人で作詞をしました。作曲は夫の新井満です。この歌を発表すると、アイヌ民族と和人とが初めてコラボした歌であると話題になり、新聞に報道されました。

さらに、幸運なことに北海道と内閣府が推進している「イランカラプテ運動」のイメージソングとして認定され、北海道庁のロビーで流されたり、電話の待ち受け音楽に採用されたりしました。

「イランカラプテ」という美しい言葉をもっと多くの人々に知ってもらいたい。夫と秋辺さんは音楽祭を開くことにしました。二人が呼びかけ人となって、秋辺さんの地元阿寒湖で「第一回イランカラプテ音楽祭in阿寒湖」が開かれました。

地元の小学生二人が開会を宣言しました。

出会いの言葉イランカラプテ、人と人が出会い、夢と夢が出会い、東と西の文化が出逢う...。出会いのとき、物語は始まる。

「イランカラプテ~君に逢えてよかった~」をイメージソングとする初めての音楽祭へようこそ。

地元のアーティスト、アイヌコタンの皆さん、秋辺デボさん、新井満、そして「イランカラプテ」をカバーしてくれることになったトワ・エ・モワの二人もかけつけてくれ、大盛況でした。

釧路からも札幌からも東京からも、多くのお客様が来てくれました。

出会いの歌「イランカラプテ」は、私たちをたくさんの人々と繋いでくれたのです。