自分の過去を思い起こす時、小さい頃の自分がよく出てきます。
これまで、たくさんの方と出会い、いろいろな体験を重ね、それが今の「自分」にとって貴重な財産となっていることを思えば、人とのつながりの重さを感じます。
人は、望むと望まざるとにかかわらず、人とのつながりは必然的なのです。それを回避することはできないのです。一人ひとりの存在が他者のためだからです。
誰でも、体験がおありではないでしょうか。自分のある行いによって、誰かが喜んでくださることになれば、自ずと嬉しくなりませんか。そして、自分にも元気が出てまいります。前に進んでいく力に変わってくるのです。ここに「奉仕する」ことの真意があるように思います。
民族、性、育ち方がいくら違っていても、心の奥では共鳴、共感しあえる感性を持ち合わせています。国境はありません。だからこそ、美しいものは誰にとっても美しい、嬉しいことも同じです。平和に対しても同じ感覚を持っています。
なんといっても、わたしたちは「平和」な日々を求めています。幼少時代は平和でした。そのつながりの延長に今があります。「平和」でつながった「わたしたち」であり続けたいのです。それが神の望みですから。この繋がりを、今日も隣の人とつくり上げ、深めていきたいですね。