使命が苦しみを生むとき、私たちはつい「なぜ私がこんな目にあわなければならないのか」「もう投げ出してしまいたい」と思ってしまいがちだ。だが、そんなときには、使命を与えられたありがたさを思い出したい。この使命があるからこそ私は生きがいを感じられるのだし、この使命のお蔭で大きな喜びを味わってきたのだ。そのことに気づけば、神から与えられた使命の十字架を、感謝して担ぎ直すことができるだろう。神から与えられた使命の十字架は、ときに苦しみを生むこともあるが、何よりも私たちの生きる意味、生きる力そのものであることを忘れないようにしたい。