年を重ね、いろいろな体験を踏まえて、私は、どんなに強い感情でも、時が経てば「必ず過ぎ去る」ということを自分自身に言い聞かせ、最近では、たとえ否定的な感情に呑まれそうになる時も、どこかで、感情に揺れ動く自分を冷静に見つめ、「時を待つ」ようにと諭す、もう一人の私がいることに気付きます。
そして、日々、私は、神様の御前で日常を静かにふり返り、落ち着いて自分を見つめる時を持つようにしています。ゆっくり自分の心の動きと、いろいろな出来事を思い起こすことで、少しずつ平静な心に戻されていきます。このふり返りのプロセスの中で、私は、ありのままの私を支え、生かしてくださる父なる神様の現存に心を向け、すべては神様の大きなご計画の中にあることを味わい、信頼していくことに導かれていくのです。