色々その原因を考えてみますと、いずれも、その影響が両親からきているのに気づきます。
「三つ子の魂、百までも」と言いますが、家庭環境からの影響として感謝していますのが2つあります。1つは決断が早いこと、2つは子供の頃から死後の世界に関心が深いことでした。決断の領域は、父親が海軍の職業軍人だったこと、死後の世界の領域は、母がお寺の娘だった事です。
父親の影響だと私が解釈している、決断が早い場合の長所は、人への不信感、罪悪感、劣等感、孤立感、絶望感を保持する時間が案外短い事、そのかわり非常にせっかちで、軽率であること。
母からの影響である「あの世への関心」のお陰で、カトリックの洗礼を高校生のころ受洗できたことです。
この信仰心によって、社会に出て、海外での色々の苦労の際も、この苦しみは愛である神様からの試練だと解釈して、乗り越えられた事でした。
子育ての実りは色々の花を咲かせ、実となりますが、どんな花が咲いても、どんな実がなりましても、その解釈を、自分の人生がより明るく元気に爽やかになるような解釈をしますと、悔いのない人生が展開していきます。
「考え方を変えると人生が変わる」、「解釈を変えると世界が変わる」といわれていますように、子育ての実りの花や実はどんなものでも美しいと思いました。