2017年06月20日の心の糧


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繰り返し

崔 友本枝

今日の心の糧イメージ 中学生のときに暮らしていた家は海が近かった。私は学校が終わるとすぐ海を見に行った。寄せては返す波をしばらく眺めているとその魅力に引き込まれていく。神の力を感じずにいられない。科学的な説明を聞いても不思議でならない。

また、毎日、朝が来て時がたつと夜になるのも神秘だ。私たちは小さすぎて地球が自転しているのを感じられないが、地球はほぼ同じ速度で毎日回転している。太陽が当たる時と当たらない時が生まれる。朝が来て夜が来る。神さまは大自然をこのように作られた。繰り返すことで人が法則を見出して予測を立て、不安なく生きられるようにしてくださった。私たちは神さまの無限のご配慮の中で生きている。

 

キリスト信者は、全宇宙を造り、支配しておられる神が、どれほどいつくしみ深いかを実感している。特に神を深く信頼し、そのご配慮に身をゆだね、喜んで生きた人のことを「聖人」と呼ぶ。聖人たちは、日々与えられる楽しい経験も、辛い出来事もみな「神さまが私の最善を願ってくださったプレゼント」だと信じた。試練に直面すると神の愛から来たものとしてしっかりと受け止め、謙虚になり、どんどん成長して深く人を愛するようになった。例えば17世紀のフランスの聖人、聖マルガリータ・マリア・アラコックは幼い時に意地悪な親戚に苦しめられたが「私の魂を清め、鍛えてくれた恩人」と彼らを呼んだ。

 

神が用意した試練について聖書にはこう書かれている。

 

「神は真実な方です。あなた方を耐えられないような試練にあわせるようなことはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」。(1コリント10・13)