でも、本当に自由な人は、黙って「自分らしく」生きていると思います。真の自由、真の個性とは、声高に自分らしさをアピールせずとも自然に行動できること、そして周りがそれを認めていくことではないかと思うのです。
行動の判断基準はたくさんあります。正しいと信じたらまっすぐ進む、過ちに気付く力を養う、人と比べず自分のやり方を見つける、あるいは人と正しく比べて自分の状況を知る、誘惑に正しく対応する、ときには自分に対しても寛大になる、あるいは厳しく戒める、などなど。どんなとき、どの基準を適用して行動を決めるか、そのあり方が自分らしさなのではないでしょうか。自由に生きるためには、まずは自分の力で考え、実験する必要があると思います。
でも、どんなに考えてもがんばってもヒントが見つけられず、前に進めないことがあります。そのときの切り札として、祈りがあります。答えがなかなかもらえずあせったりもしますが、心の状態を言葉にして祈れるだけでも前進だと思います。苦しくて祈れないときは、人に祈って助けてもらいましょう。それでも、自分の中に埋もれてしまうよりずっと効果があります。考える前から神様が働いてくださることもあります。
諦めず、やってみようではありませんか。