逆に、人の悪口や陰口はまず言いません。人の良いところを見つけて、その人がいないところでもほめています。物事への愚痴や不平不満を口にするより、感謝していることを口にします。好かれるのは当然だと思います。
2つ目。彼は話上手ではありませんが、聞き上手です。
会話はキャッチボールのようなものですね。自分のことばかり、特に自慢話が多くなればうんざりされるでしょうが、彼はそうではありません。自分のことは控えめにして、相手が関心のあることを話題にします。人の話をうなずきながら、笑顔で聞いてあげています。会話をしながら、その人を理解しようとしているのです。好かれるのは当然だと思います。
3つ目。彼は親切です。人が困っていたら当たり前のように助けてあげています。
これは愛徳のある行いですね。
キリストは、弟子たちの足を洗った後、「互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13・34)と言いました。この言葉に従っているのだと思えます。そのため、まず自分から愛徳を実行する。しかも相手には見返りを求めない。そんな人が、好かれるのは当然でしょう。
誰かと親しくなるには、人にも神にも好かれるような言葉、行いを繰り返せばよいと考え、私も心がけるようにしています。