それほどまでにやさしく、いつくしみ深い神を、悲しませるようなことがあってはならない。神が一番悲しまれるのは、大切な子どもであるわたしたちが、兄弟姉妹や自分自身を傷つけることだ。「わたしは神の言うことをよく聞くから、お前より優れている」と言って誰かを傷つけたり、「わたしはいつも失敗ばかりだから、もうだめだ」と言って自分自身を傷つけたりするとき、神は深く悲しまれる。限りなくやさしい神を悲しませないために、兄弟姉妹をやさしく受け入れ、自分自身をやさしく受け入れることを心がけたい。
やさしさを生きることによってのみ、わたしたちは神に似た者となり、神を喜ばせることができるのだ。