▲をクリックすると音声で聞こえます。

共にいる神

熊本 洋

今日の心の糧イメージ

人間だれしも、よりよい人間らしい生活、自分らしい生活を願って止みません。よく言われる「quality of life」 つまり人生の質の向上が常に謳われ、願望されています。ところが、現実の世界は、毎日の新聞を見ても分かるように、人間の本来のこの願望と全くほど遠い、神のみ旨に反する殺人行為が日常茶飯事となり、国際的地域紛争も絶えず、テロ頻発、加えて、天罰か、天災までもが荒れ狂っています。もし、愚かな政治家が世界を壊滅させる核兵器の発射ボタンを押したら、この世は一体どうなるのでしょうか。人々は、この世界に幸福を見出せるのでしょうか。そもそも、その幸福とはなんなのか。考えるに、まず健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事などと、いろいろ挙げることは可能ですが、これも、日ごろ叫ばれている、世界の平和、安全、安心、心の平安が保障されてのこと。それなくしては元も子もありません。

人間の心の中には、エゴという「暴君」が時おり出現し、心の中の「核爆弾」発射ボタンをスイッチオン、心を爆発させ、心の平穏を壊滅させることが想像されます。心の中の核爆弾は、人の数だけあり、その数からしても、ホンモノの核爆弾以上に恐ろしく、世界平和の維持に脅威となるものであります。心の平穏維持には、人類一人ひとりが、それぞれ、自分の心をコントロール、心の平穏に努め、世界平和を確実なものにする責務があると言えます。ひたすら人々の回心を願い、罪のゆるしと神の導きを祈らずにはおられません。

「すべての国よ、主を賛美せよ。すべての民よ、主をほめたたえよ。主の慈しみとまことはとこしえに わたしたちを超えて力強い」旧約聖書の一節であります。(詩編117・1〜2)