肉体的なことばかりではない。実際に、今日の私は昨日の私ではないはずである。良くなっているか、悪くなっているかのどちらかであり、そして、明日の私はまた、違っているであろう。良くなっているか、悪くなっているかは、今日をいかに生きるかにかかっている。実に、今日こそが、日々の生活の中で一番大切な日なのである。
もし、昨日あやまちを犯したとしても、今日は同じあやまちを犯さぬように努力することができる。自分の性格に、恥ずべき欠点があっても、新しいこの1日がそれに打ち勝つチャンスを与えてくれるのである。
そして、今日は大晦日、今年1年、神様から頂いたすべてのお恵みに感謝し、この1年を反省すると共に、新しい年の朝、すなわち明日も、再び生きるチャンスに恵まれていることを喜び、日々を、そして、この1年を大切に生きていくことができるのである。
毎朝、毎朝、黙っていても、再出発の機会はやってくる。
朝が来るということはすばらしいと思う。特に元旦の朝が来るということはすばらしい!