私たちの日常は忙しく、緊張に満ちたものです。職場で批判や妨害を受けることもあるでしょう。厳しい人生を生き抜く上で、祈りは、まるで海に潜る時の酸素ボンベのようなものなのです。祈りとは、すべてを見ておられる神に信頼し、自分の気持ちをありのままに話すこと、それから神の応答を待つことです。傷んだ心を放置せず、神様に力づけられてから人とかかわると笑顔になれます。
神様は、「恐れるな。私はあなたを助ける」(イザヤ書41・13)とか「わたしの目にあなたは価高く尊い」(同43・4)とか「悪人に心を燃やすな」(箴言24・1)などの聖書の言葉で私たちを励ましてくださいます。酸素ボンベを持たずに海に潜ると窒息してしまいますが、祈る人は絶えず酸素を受けているので、決してへこたれません。そればかりか、他の人の人生も照らすのです。