大昔から自然災害に見舞われ続けている地球、その上に暮らす人間が、なぜ長らくその自然災害に無力のままでいるのか、その姿に憂慮しないではおれません。弱い人間、その力の限界、それに伴う危機感など、いろいろ推察、連想されます。
ところで、時あたかも、私たちの上空、地上400キロの宇宙では、昨年秋に打ち上げられた、若田光一さんが船長のソユーズ宇宙船が今も知らないうちに何回も頭上を旋回し続けています。三・一一天災人災を克服できないでいる厳しい科学の現状と裏腹に目覚ましい科学の進展を目撃、実感しています。
被造物の人間、神に感謝するとともに、科学がその掟に背くことなく、あくまでも人類の幸せと平和に尽くすことを願って止みません。
(このお話は、2014年3月に放送されたものです。)