一人の人間、イエスと呼ばれていたあのナザレ人・・・病人を癒し、罪びとを神に立ちかえらせ、死者をも蘇らせたあの人、時の宗教指導者たちから敵視され、弾圧されてもなお、柔和に力づよく生き抜き、「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネ15・13)と言い、あらゆる人を極みまで愛して十字架につけられ、死んで葬られたあのイエスが・・・永遠に生きる者となった!神がイエスを復活させたのです。
「キリストが復活しなかったのなら、私たちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。・・・実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。」(コリント15・14と20)
使徒パウロは確信をもって、こう宣言しました。イエスの復活によって、人間が抱いている夢は現実となったのです。
復活されたキリストは使徒たちに現れて彼らの信仰をかため、復活の証人として全世界に派遣しました。キリストの教会は、使徒たちが命を賭けて伝えた証言に基づき、今も、世の終りまでも、この復活信仰を宣べ続けます。
「からだの復活、永遠の命を信じる」キリスト者が全世界に絶えることはないでしょう。