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永遠の生命

ハヤット 神父

今日の心の糧イメージ

 アメリカに一人のおばあさんがおりました。彼女はだいぶ年をとって、これから先あまり長くは生きられないと思い、教会の神父様を呼んで、自分のお葬式の時に、これだけはしてほしいという希望を伝えました。

 まず第一に、一着のドレスを選び、「私を棺に入れる時、そのドレスを着せてほしい」と言いました。そして「左の手には新約聖書を、右の手にはフォークを持たせてほしい」と頼みました。

 神父様は驚いて「どうしてフォークを持ちたいのですか」と尋ねました。するとおばあさんは「私があちこちの教会行事に参加したとき、メインの食事が終わると、係の人は皿を片付けながら、いつも『フォークを持っていてください』と言うのです。そこで私は、デザートとしてケーキかパイが出てくると分かりました。それは、これから最もいいものが出て来るということを意味しています。
 ですから、私のお葬式の時、私が手にフォークを持っているのを人々が見て『これから最もいいものが来る』と考えていただきたいのです」と言ったのです。

 おばあさんが言った最もいいものとは、神様から「永遠の生命」というすばらしいものがいただけることを意味しています。

 若いうちは人生は長いと思うでしょうが、誰でも気付かないうちに年をとり、やがて死を迎えます。

 ところが聖書によりますと、人の体は死んでも、霊魂は生きながらえるのです。ですから、愛に満ちた正しい生活を送ることによって永遠の生命を受け、神様と共に終わりのない喜びを体験します。反対に、神の教えに反した悪い生活を送り続けると、死後、永遠の苦しみを耐え忍ばなければなりません。永遠の生命を受けるために愛に満ちた正しい生活を送るように努めましょう。