些細なことのようですが、これは努力のいることです。でも、くり返しそうしているとだんだんとすぐにできるようになります。
仕事の労苦、疲労など誰でも生活の重荷を担っています。思いやりをもって許しあうことは、相手の荷物を軽くしてあげることになります。「おはよう」と言って過ぎたことは忘れてしまうと心が新たにされて気持ちのいい朝を迎えられます。
神さまも私たちの過ちをすぐに忘れてくださいます。だから私たちも、相手を責めたり、自分の意見に何日もこだわり過ぎないことです。それから、相手が特別に辛い状態のときや、ピリピリしている時は、その人からキツイ言葉を投げつけられても同じ土俵に入らずに黙ること。言葉は出してしまうと取り消しがききません。私がそういう状態の時、たいてい夫は黙っています。私は夫のこの美点もまねたいものだと思っています。