キリシタン大名として知られる高山右近が亡くなって400年、その人徳と聖性により、カトリック教会の福者として顕彰される事になりました。私は右近の生涯について余り知...
キリシタン大名として知られる高山右近が亡くなって400年、その人徳と聖性により、カトリック教会の福者として顕彰される事になりました。私は右近の生涯について余り知...
私は傘寿の坂を超えてもう無理はできませんが、日常生活を自力でできることを感謝して、この満ち足りた幸せな気持ちはどこからくるのかと考えました。そしてそれは人生初期...
人生は「旅立ち」の連続かもしれません。まずいのちの源である神の懐から母の胎内に宿った1つのいのち、その瞬間をマザーテレサは美しく表現しています。『父と母が愛によ...
クリスマスと言えば、アメリカで暮らした数年間のクリスマスの情景が心になつかしく甦ります。行きずりの人までが笑顔を見せて、互いの心の扉が開かれた気分になり、それが...
以前、夫の仕事の関係で11歳の長女を頭に9歳、5歳、2歳の男児を連れて一家でアメリカのデンバーの町で暮らした時のこと。子どもが多い我が家には近所の子たちが遊びに...
『おおらかに』という『テーマ』を見て、まず心に浮かんだのは「(天の)父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせて下さる方なのです」...
人は生まれた瞬間から「死」に向かって与えられた自分の時間を刻、一刻と生きてゆきます。その時間を積み重ね、やがて老いてゆきます。そしてその先は「死」です。こんな風...
子どもの頃、運動会で2人3脚をした時、クラスメイトと調子よく走っていたのに、何かの拍子で足がもつれ、転んでしまったことを思い出します。2人3脚二人の気が合えば気...
傘寿の坂を超えて自分の半生を振り返ると、何と想定外に事が進み、予想もしない道を歩んできたことかと思います。長女をカトリック幼稚園に入れたのがきっかけで、3ヶ月後...
日常の平和を脅かすテロや貧困、差別、難民、いじめの自殺など、暗いニュースにやり場のない悲しみと不安、いらだちを覚えます。こんな世情の中で教皇フランシスコはこの一...