聖書によると、私達人間を「あなた、お前」と呼びかけることができる、人格を備えたものとしてお作りになり、その恵みを想う存分楽しみ、感謝出来るように、楽園に置いて...
聖書によると、私達人間を「あなた、お前」と呼びかけることができる、人格を備えたものとしてお作りになり、その恵みを想う存分楽しみ、感謝出来るように、楽園に置いて...
「こうして毎日、一歩一歩進めて行くしかありません・・」とは、去る秋の台風で未曾有の被害をこうむった千葉県の、電力復旧に携わっていた人の語った、沈痛な言葉でした...
今年の夏は、命に関わる暑さだとか、ためらわずにクーラーの電源を入れて下さいなど、初めて聞くような警告が毎日のように放送されました。まさに、異常だったという外あ...
つい先日、私が指揮をして、息子がピアノコンチェルトのソリストを務めるという、めったに無いコンサートが実現しました。私も妻も親ですから、これは実に嬉しい音楽会で...
この原稿の締め切りも近いので、慌てて書き始めましたが、今の時点で私に役割として求められているものは、いくつも層をなしているようだと直感的に思いました。 文字...
私達の年代の人には、年長者を大切にするという精神は、何となく身についていると思います。 もっとも私は、後に洗礼を受けた時からは、父母、年長者を大切にする事を...
母のぬくもりという言葉を聞くと、私には母の胸にだっこされていたり、背中におんぶされていたりする光景が浮かびます。なぜかそれは、懐かしい日本の原風景をバックにし...
私には「父のぬくもり」という実感がありません。私の幼少の頃は、父もまだ若すぎたのかも知れません。可愛がって育てて貰ったのは確かだと思いますが、何か満ち足りてい...
少し前、私は「バラの騎士」というシュトラウスの名曲を指揮しました。 この作曲家の驚くべき才能によって、冒頭から、旋律が奔流のように溢れ、躍動し、私達をめくる...
木や草に、花が次々と咲き始め、春の到来を知らせてくれる最も美しい季節は、やはり3月でしょう。それまでひっそりしていた大地が、一斉に衣装をつけたというような、色...