今日の心の糧イメージ
扉を開ける

約3年間、何とかコロナに感染しないで、遠方や都会の雑踏へも、必要に応じ慎重に行っていたのですが、何処か慢心もあり、昨年秋、遂に感染してしまいました。高齢者で基...

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捧げる

今朝、聖堂に入ってはっとしました。3日前、誕生日祝いに頂いた花が祭壇の前に飾られていました。朝日を受けて美しく輝いていました。透明の花瓶に入れられていました。...

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導かれて

「これローマからのお土産よ、失くさないでちゃんとお祈りしてね」母の妹、叔母が美しいロザリオをくれたのです。  叔母は子どもの頃、北朝鮮の国境の街新義州で父を失...

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活かしあう

歳とって、朝起きるのがきつくなりました。身体もいろいろ文句を言います。身体の声をよく聞かなかった事も申し訳なく思っています。いつもどこか謙虚に成れません。以前...

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ふれあい

今から60年以上前、富士山の裾野、御殿場の神山復生病院での事です。新緑の風薫る季節でした。入居者への訪問で、数人の方々と楽しく談笑の折でした。  「洗者ヨハネ...

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友との別れ

「みんな年取っていて、コロナだし、葬儀には行けない、ですって。なんか冷たいんですよ」。米寿間近の小学校、いや国民学校からの友が帰天した直後の、娘さんからの電話...

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いごこち

公園の歩道を歩いて来た二人の女性が、何か硬直した姿で、足を止めたのが伝わってきました。私は姿勢を直して弁解調で、一生懸命安心して貰おうとしていました。  と言...

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渇き

寒い時には余りないのですが、夜、布団に入ってから、あっしまった、今日も水あげてない、と気付くことがあります。庭の植木や鉢植にです一昨日夜帰宅した時、水を欲しそ...

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ゆるし

約75年も昔の話です。戦後、焼け跡世代の私が中学1年生の時でした。  疎開から帰ると家が無く、遠距離通学のため朝5時52分発の電車で、朝飯は食べるか食べても僅...

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委ねる

目を閉じて心を深く沈めると、聴いて覚えている筈のない音が、今も聞こえてきます。「ピチャ、ピチャ」という微かな音です。  私がこの世に生まれてやっと一年、多分お...

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