今89歳の私が生活面で大切なことは転ばないこと。腰と膝を痛めて杖が必要でも福祉生活支援を受けて一人暮らしができるのを感謝し、楽しんでいるからです。
精神面では信仰の光に照らされて平安な気持ちでいられること。それには「祈ること」が大切かと思います。多忙で祈りを忘れると心が渇き、人間的な欲が出て後悔や嫉妬等で暗闇の虚無感に襲われます。この暗闇が怖い!だから心を天に向け、光を求めて祈りながら暮らさねば...と思います。
コロナ禍で閉じ籠った時、イエス様・マリア様がぐっと身近になりました。夕方ロザリオを祈りながら歩く時、一緒に歩いて下さいます。最近は全ての天使と聖人に、天国の夫にも「一緒に祈って下さい」とお願いしてから始めています。
天国の聖なる方々の絶えざる祈りに私の小さな祈りを添えて、神様にお捧げしたいのです。最後に家族や友人知人のためまたイエス様を知らない親しい友のために復活された主の新しい命の祝福を祈ります。こうして小一時間歩いていると、温かい安らぎが心に満ちて、悩みを抱えて重い気持ちの時も帰る時は明るい軽やかな気持ちになっているから不思議です。
コロナ禍や異常気象による大規模な自然災害、武力での領地侵攻で難民続出など世界は暗い悲惨な現状です。
しかしイエス様は二千年も前に【私は世の光、私に従う者は暗闇の中を歩まず、命の光を持つ】(ヨハネ8・12)と言われ、【世の終わりまで私はあなた方と共にいる】(マタイ28・20)と約束されました。更に【神を愛し、隣人を己の如く愛せよ】(参 マタイ22・37~39)と人が幸せになる正しい生き方、愛の道を説き、世の暗闇を照らす希望の光を与えて下さっています。イエス様に従い、いのちの光に照らされて愛の道を生きてゆきたいと願っています。