人は、老いも若きも、人生という舞台で、さまざまな形で輝いていると思います。「輝く」とは、人それぞれ、違った意味をもっているかもしれません。
ある人にとって「輝く」とは、好きな仕事をすること、他の人にとっては、自分の愛する人が成功するために、その人を影で支えていくことかもしれません。
人生には、数え切れないほどの輝き方があると思います。共通して言えることは、「輝き」は結果的に「社会的貢献」に繋がっているということです。それは、輝いている人は、自分の社会的使命に目覚め、ひたすら、その使命達成に向かっている人だと思えるからです。そのような人は、自分自身の能力に揺るぎない自信を持ち、信念をもって社会的使命の達成を目指しているのではないでしょうか。
自分自身を知ることは、生易しいことではありませんが、いろいろな経験や学びを通して自分が何に貢献できるかを探索することは可能であります。まずは「自分の良さは、何をどのようにしている時が一番表わせるか」の課題検討から始めるのがよいと思います。つまり、自分の中にあるダイヤモンドをまず見つけ出し、それを根気よく磨いていってこそ、初めて「輝き」が出始めると思います。
それは、辛い事かもしれませんが、もし他者の祈りと共に助けや支えを得られれば、実にラッキーです。真の輝きは「心の輝き」であり、「心の輝き」は、各自の行動に反映されます。
有名なフランスの小説家、アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ、「星の王子さま」に出てくる名言に「一番大切なことは目に見えない」とあります。確かに心の輝きは目には見えないかもしれませんが、そこから実践される行動は、きらびやかに「輝く」ものであります。