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活かしあう

植村 高雄

今日の心の糧イメージ

 長い人類の歴史を勉強していきますと、恐ろしい人、優しい人、美しい人が織りなす様々な場面に触れていきます。

 恐竜などの巨大生物の歴史、深い海の中で目がないのに逞しく生きる動物、世界のあちこちに咲いている綺麗な花や森の風景、醜い争いもありますが、何とも言えない魅力に満ちた天体・地球を感じます。太陽系のほかにも沢山の宇宙があり、この沢山の宇宙をお造りになった神様のことを考え出しますとなかなか眠れません。

 その神様を「お父さん」と呼ぶキリスト様や聖霊様のお話を、私が高校生の頃にドイツの神父さんから聞いたときは、何だろうこの人は、と不審に思うくらい驚きました。

 洗礼を受けて長い年月が過ぎ、いろいろな体験を積んできますと、改めて宇宙創造の神様のものすごさに感動します。

 人間は、良いことも悪いこともしながら、それらの体験を活かしあっているんだなあ、と人間の不思議な魅力を感じています。

 マザー・テレサのような特別な人でなくとも、あらためて、自分の周りの沢山の方々を眺めると、そこになんとも言えない美しい個性を見出します。どの方も自分の個性を嫌ったり好きになったりと忙しいようですが、この世界の真善美を真剣に求めているような方々ばかりです。

 そんな知人や友達を持つ私は幸せ者。日々の平凡に見える日常生活の中にこそ、あたたかい愛情に満ちた神の摂理のようなものを感じます。

 ロシアとウクライナの戦争、感染症の脅威など、暗い世の中ですが、身近な人々が、互いに助け合っている美しい場面を拝見するにつけ、意識、無意識の中で活かしあっている姿を感じるのです。

 そんな私は幸せ者よ、と神様に感謝しています。