人生はとても短いものです。仕事や、家族のための細々とした用を果たしていると、またたく間に一日は過ぎます。
朝が来て夜が来る、このサイクルは地球の自転によるものですが、それは、時速1700キロもの早さです。ボーイング社の最も効率の良いジェット旅客機に置き換えると約2倍の早さだそうです。
私たちは、この人生で何を一番大切にして生きればいいのでしょうか。
聖書にはとても魅力的なイエスさまのお言葉があります。
「わたしは戸口に立って、叩いている。だれかわたしの声を聞いて開く者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をする」。(参 ヨハネの黙示録3・20)
これは、神であるイエスご自身のお姿です。戸口は私たちの心の扉のことで、全宇宙を掌に握っておられる権威ある神さまが、まるで奴隷のように私たちの心が開くのを待ち焦がれ、立ち続けている、とおっしゃるのです。想像すると胸がドキドキし、深い感動が押し寄せてきます。人間のいのちを支えておられる神が私たちの愛を求めておられるのです。
慌ただしさから離れて、このお言葉を味わえば、人生のいろいろな場面でいつもどなたかに助けられ、大切にされてきたことに気づくでしょう。その方がイエスさまです。
「時」があるうちに、心をイエスさまに向かって開きましょう。私たちが恐れや心配をこの方に打ち明けると、兄のように聞いてくださいます。もし、罪と過ちしか持っていなければそれをイエスさまにさし上げればいいのです。毎日そのような時間をもつなら、いつのまにか深い安心と問題解決の糸口が示されます。
尊いお方をいつまでも外にお待たせしてはいけません。私たちの人生の終わりはすぐに来るからです。