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サステナブル

村田 佳代子

今日の心の糧イメージ

 此処4、5年、市役所や一部の会社勤めの人の胸元に、ドーナツ型の、17色が繋がるバッヂが光るようになりました。

 2015年の国連総会で採択されたSDGsに賛同することを示すバッヂです。SDGsとはサステナブル・ディベロプメント・ゴールズの頭文字を取って略称にした言葉で 持続可能な開発目標という意味です。

 地球環境の急速な悪化に伴い 国連では17の世界的な目標と169の達成基準を設け、ミレニアム開発目標としましたが、あまり効果の無いまま2015年に終了しました。今回、世界が危機感を持って取り組み始めたところでのコロナ禍であったわけで、此処2年、地球温暖化による異常気象は容赦なく世界の各地に災害をもたらしています。

 さて言葉をサステナブルに限ると、意味は「持続可能」ですから「維持し続ける、ずーと続けていけること」になるでしょう。体型を維持するため適度な運動を継続するとか、気に入った趣味を続けるとか、毎日の家事を自分流にこなし続けるなど、例は色々上げることが出来ます。

 私に限れば 物心つく頃から母と捧げた就寝前のお祈りです。やがて起床時にもお捧げし、現在に至っています。また日記も、若い頃は週一回になった事もありましたが、何とか書き続け、中2から現在まで書き続けています。ことに還暦祝いに5年日記と3年日記を同時に頂き、8年使いました。67歳で体調を崩し、自分を励ます意味で10年日記を買いました。年末に10年が終り、新しい日記帳も迷うことなく10年日記にしました。それはSDGsの区切りが2030年なので、人類の進歩を体験したいと思ったからです。

 日記は反省と感謝の記述が増え、祈りと同化してきました。