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熊本 洋

今日の心の糧イメージ

 キリスト教で、一番大切、重要な祭日は、キリストの誕生を祝うクリスマスと考えられがちですが、キリスト教で一番大切な祭日は、キリストの復活を祝う「復活祭」であります。この祭日についての認識不足からか、多くの人が「復活祭」が何日なのかについても、無関心、無知のまま、過ごしています。復活祭は、12月25日のクリスマスとは異なり、毎年日付が変わります。その復活祭の日付は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日です。2018年は4月1日でした。

 ところで、使徒パウロは、「キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です」との名言を残しています。(1コリント15・14)キリストの復活ーーおよび復活されたキリストご自身ーーは、将来の私たちの復活の始まりであり、源である」と、教会は説き教えています。

 「キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。・・・・アダムによって、すべての人が死ぬことになったように、キリストによって、すべての人が生かされることになるのです」。(1コリント15・20~22)このことが実現されるまで、復活されたキリストは信ずる人々の心の中に生きておられます。キリスト者は復活されたキリストにおいて「来るべき世を体験し」(ヘブライ6・5)その命はキリストによって、神のいのちの中に引き入れられます。それは、「もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きる」(2コリント5・15)ということのためなのです。