イエスは立ち止まり、その人に、「何をしてほしいのか?」と尋ね、彼が「主よ、目が見えるようになりたいのです。」と言うと、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った。」と言われました。瞬時に見えるようになったその人は、「神を褒め称えながら主に従った。民衆もこぞって神を賛美した」と書かれています。彼はチャンスの女神の前髪を攫んだ以上の真の幸せの光を得たのです。
これは2千年以上も前の話ですが、現代に至るまで、同じようなことが絶えず起きています。それはイエスが十字架上の死から復活し、今も生きて私たちと共に働いておられるからです。イエスの愛による救いの恵みは、3度ばかりか、いつでも、どこでも、何度でも、あの盲人のようにイエスの愛と力を信じて助けを求めれば、イエスは立ち止まり、「何をしてほしいのか?」と尋ねてくださいます。その時、彼のように本心の願いを率直に申し上げればよいのです。イエスの愛は無条件です。時宜に応じ、最善の形で日常生活に起こる不思議な感動を救いのチャンスとして捉えたいものです。