かなえたい夢があって、そのために具体的な目標があり、目標を達成するために今日すべきことが明確になっているのです。それらは、人から課せられたものではなく、自ら定めたものでしょう。ですから、やる気もでてくるし、ワクワク感もあるのです。今日、やるべきことをやれば、また1歩夢に近づいていけるという希望があり、充実感も生まれます。
けれども、中には、若い頃なら夢をもってワクワクすることもあったけれど、この年になるとそんな気持ちにはなれない、と言う方がおられるかもしれません。
しかし、私たちは高齢になっても、どのような状況でも、気持ち次第で夢はもてるのです。
100歳の詩人柴田トヨさんは、「夢」という詩に、ご自分の夢を生き生きと書いておられました。日野原重明医師が103歳の時の講演を聴いたことがありますが、「夢に向かって、前進、前進、前進!」と私たちを鼓舞してくださいました。夢はいくつになっても持てるし、夢に向かって前進できるのです。
私にも叶えたい夢がいくつかあります。その1番大きな夢は、天国に行きたいという夢です。
私たちは誰でも、天国に行くことは可能です。神と共に歩めば、今日1日は天国に向かう歩みとなります。神と一緒なら、毎日、1歩1歩前に進んでいけるのです。