2019年02月02日の心の糧


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子どもの祈り

熊本 洋

今日の心の糧イメージ  子どもの祈りは、多くの場合、ほとんどが願い事であります。そして、その大部分が愛する人たち、両親・祖父母、友だち、身近な人々のための願い事です。ときには、家族の一員となったペットのための願い事もあります。しかし、最も重要なのは、子ども自身のための願い事であることは言うまでもありません。

 多くの子どもたちは、その祈りの中でお願いしていることは、すぐに、叶えられると思い込みがち。ここで、必要なことは、そう思い込んでいる子どもに「祈りが叶えられるには、時間がかかる。忍耐や辛抱が要る」ということを納得させることです。その説得には特別のコミュニケーション・テクニックが必要で、一大仕事!と言えます。

 子どもは、願い事がすぐに叶えられないと、苛立ち、いろいろ考え、悩みます。なにか間違っているのだろうか。神さまは、忙しくて、祈りを聞き入れてくれないのだろうか、言葉遣いが悪かったのだろうか、そのため、神様の怒りを買ったのだろうかとまで。

 これは、大人たちが子どもに対して、「神さまへの願い事は、いつもすぐに聞き入れられ、すぐ、返事があるにちがいない」と教えたからかもしれません。

 神は、いつでも、あらゆる祈りを聞き入れてくださるが、その返事がいつあるかは、神のみ旨次第であることを、親や教理指導者は子どもに教え、導く必要があります。

 同時に、神のご返事は、子どもたちを落胆させるようなことはなく、神は、あらゆる必要を常に満たしてくださる方であることも、子どもたちに知らしめるべきであります。