2018年11月07日の心の糧


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分岐点

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ 何か大切なことを決めようとして迷った時、みなさんはどの様にしてお決めになりますか。

ふと、小さいころ子どもたちで口ずさんで遊んでいた光景、フレーズが浮かんできました。「どれにしようかな、神様の言う通り・・・。」とても懐かしい思い出です。

私たちの生活が全て決められた生活であるなら、どんなに楽なことでしょう。でもそこには自由はありませんね。私たちは日々、一瞬一瞬何かを決断して、選び取って生きています。起きようかまだ寝ていようか。パンにするかご飯にするか。何を着て行こうかなどなど。

どれを選んでも大きな変化がおきない選択なら良いのですが、学校を選ぶ、仕事を選ぶ、そして結婚の相手を選ぶなど、人生を大きく左右する選択、すなわち分岐点もありますね。

このような大きな決断の時、私たちは何かに頼ります。人にアドバイスを求めたり、子どもの遊びの例ではないけれど、神様はどの様に思っておられるのだろうか、どれが良いものなのだろうかと考えたりします。それは良い選び、正しい選びをしたいとの心の表れと言えるでしょう。頼れる相手、頼れる存在を大切にしていきたいですね。

私たちは選びながら歩んでいます。その様な中で、別の道を選んでいれば今より良かったのではないか、そんな思いが浮かぶこともあるでしょう。でも別の道を歩んでいたとしても、同じ様な思いが浮かばないとは言えません。

自分で選んだ道をしっかりと歩む。今を大切に生きる。この想いを大切にして歩むならば、人に訊き、神に訊き、自分で決断したことを大事にしながら、その決断した道をしっかりと歩んでゆくことができるでしょう。私たちの歩みの上に、神様の豊かな祝福があります様に。