これを具体的に人生の上からみますと、幼少期、青春期、成人期、壮年期、老年期と5つの分岐点があると言えます。それぞれの時期に、それぞれの言動の良し悪しを見極める瞬間が存在します。
とくに老年期について、辞書をみますと、老年学(gerontology)と共に、老年痴呆、認知症、の現象が紹介されています。加齢に伴うこの現象は、起きて欲しくない、避けたいことですが、インターネットをみますと、「認知症予防のための5つの対策」が紹介されています。それは、1・バランスのとれた食生活、2・定期的な運動 、3・人との積極的交流、4・知的行動を意識した生活、5・十分な睡眠、の5項目。極めて日常的なことであります。
これと同時に欠かせないと思われるのが、すべての人々の心の奥底にある、平安を願う「祈り」、平安をもたらす「深い祈り」ではないでしょうか。食事、運動、人との積極的交流、知的行動、睡眠それに「祈り」。この6つを、あえて日常生活の重要事項として、より健康な生活を送りたいと願っております。