このような時期を過ごした学校の校庭のマリア像や校内にあった小さな祈りの部屋、修道院の聖堂等を思い出すと、懐かしさでいっぱいになります。初めて、シスターという人たちと出会い、自分の将来の生き方の方向性を示された時でもありました。
中学時代からのいろいろな出会いや体験をふり返ると、自ずと目に見えない神様の計らいが見えて来て、常に神様に引き寄せられ、導かれてきたことに改めて気付かされます。その当時には、意味が見出せず、苦しかった体験も、私を神への祈りに駆り立て、私の中の神への憧憬を深め、神の命を渇望する自分自身との出会いにつながっていたことが、今の私にはわかります。
「わたしの真の故郷」は、父なる神に通じた道でのすべてのことだと思います。