このようなとき私はいつも、絶えまなく祈る友人にだけ話し、試練を過ぎ去らせてくださいと祈りながら待ちます。聖書では、神は嵐のときに身を避ける岩や、ひなを翼に乗せて飛ぶ親鳥のようだとあります。神さまは助けを求める人を守ってくださる方です。
最近では、ある「思い」が頭をぐるぐると回り、抜け出せないことがありました。その思いは朝から晩まで続き、振り払おうとすると疲れ果ててしまいました。小さな試練でしたが力を奪われ、「イエスさま、私は無力です。あなたにお任せします。最善を行ってください」と祈りました。そして、いつも祈る時間より1時間早く起きて、朝の祈りを始めたのです。するとその日から、何ヶ月も執拗に続いた「思い」が霧のようにパッと消えました。あまりの他愛なさに驚きました。私を苦しめていたのは悪霊だったのでしょう。
マルコ福音書には、イエスが悪魔に苦しめられている人に言葉をかけるとすぐに解放された事例がたくさんあります。悪霊はイエスを神であると知っているのでその言葉に従うのです。朝早く起きて祈ることは、神さまに近づき、いっそう神と親しくなることです。
主は私を翼に乗せて飛びたち、敵から解放してくださいました。