悔い改めで大事なことは、過ちを犯した、あるいは間違ったと、「気づく」ことです。しかし、決して不安になったり、自己不信に陥ったりすることではありません。不安というのは、神への信頼の欠如ですから、ある意味で、罪よりも悪いと、わたしは若い時の霊的読書で教わりました。ですから、悪いことをしたということに気がつけば、即座に考え方や選択を変え、神に至る正しい道に戻るように努めています。そこから得られる恵みは、一言で言い表せません。ですから、わたしたちは、過ちを犯したことをいたずらに後悔するのではなく、間違ったと気づいた瞬間に、ものの見方や選択を変えようと努めることが、大事です。
「過ちて改めざる、これを過ちという」との言葉もあります。
人間は、過ちを犯すことで謙虚になり、用心深くなります。悪かったと気づいたら、すぐに改める。それを平安な心で行うなら、わたしたちはやがて偉大な人になるでしょう。