2018年04月04日の心の糧


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新たな一歩

森田 直樹 神父

今日の心の糧イメージ 人生にはいろいろな節目があります。例えば、入学式、卒業式、入社式、結婚式、銀婚式、金婚式、そして葬式と続きます。これらそれぞれの機会にあたり、今までの歩みを改め、新たな一歩を踏み出していく絶好の機会となります。

これらに加えて、1年の歳時記の中でも、新年、節分、お彼岸、年度初め、年度納めなど、一区切りをつける時期があります。これまた新たな一歩を踏み出す良い機会です。

時に人は、今までのしがらみや固執したあり方から一旦、自由になって、全く新たな一歩を踏み出したい思いが沸き起こってくるのかもしれません。そして、その時は、特に、人生のあらゆる節目、暦や季節の変わり目に起こるのかもしれません。

「思い立ったが吉日」ということわざがありますが、まさに、新たな一歩を踏み出す、その日が吉日となるのでしょう。

私事ですが、長い間、悩み続けていた事柄から、ある時、ふっと自由になり、何ものかの力に背中を押され、新たな一歩を踏み出したことがありました。悩み苦しむ時というものも、必要なのかもしれません。しかし、悩んでいてばかりでは前に進むことはできません。「よしっ!」と踏ん切りをつけて、新しい一歩を踏み出す勇気も必要です。

そんな時、神さまは、私たちの背中をおしてくださるのだと思います。そして、その時を「吉日」として祝福し、新しい道を歩む恵みを与えて、応援してくださるのだと私は思います。

「新たな一歩」。それは実のところ、いつでも、どこでも踏み出すことができるのだと思います。そして、新たな一歩から広がる新しい状況に直面する私たち一人一人に向かって、神さまは「恐れることはない」と励ましてくださるのだと思います。